カテゴリ: ハイキング

楽しみにしていた10月の三連休。もう1日付けて四連休にして
雲ノ平を歩いてみようと企んでいたが、まず仕事で四連休は無理。
三連休の初日も仕事で飛んだ。おまけに風邪ひいちゃったし。。
でも諦められない。せっかく晴れる二日目と三日目だ。
頑張れば新穂高から三俣蓮華まで歩けるはずだ。まずは行って考える。。


 0700:出発
三連休初日の夜に出発して駐車場を探すも、新穂高は既に満杯。
鍋平まで車を回して車中泊。で、起きてみると寒気がひどい。
風邪、またぶり返したみたいだ。でもどうせ一人だし、いい天気だし
取り敢えず林道のドンツキまで歩いてみる。いつでも引き返せるんだから。

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0820:小池新道登山口
歩くと風邪でふわふわした感じ。でも引き返すにはまだ早いかな?
紅葉は今がピーク。せっかく晴れた週末だ。
小池新道を少しだけ進んでみることにした。

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1230:鏡平
小池新道は歩き易い。ゆっくり登るとどこまでも行ける気がした。
でも鏡平の500m手前で急に体が重くなり始める。特に右足が痛い。
鏡平まで来てみたが、逆に日暮れまでに車まで戻られる気がしない。
この調子だと三俣山荘は絶対無理。取り敢えず次のテン場のある
双六小屋まで歩くことにした。そこでぐっすり寝て明日帰ろう。

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1500:双六小屋
鏡平から先は長かった。道は歩き易いけど体が痛くて動かない。
地図のコース・タイムすら維持できない。でも景色が最高の薬となる。
西穂から槍まで、午後の日差しに照らされた稜線が綺麗に見えた。

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楽しいはずの稜線歩きは身体中が痛くてなかなか進まない。
どうにかこうにか着いた双六小屋。なんだかようやく安心できた。

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着いてすぐテントを張って、早速いつものモテナイ鍋で夕食にする。
が、今回の鍋はとにかくヒドイ。元気な時でも精神力が必要だが
体調が悪く疲れ果てた体にはかなり過酷。たちまち酷い吐き気が襲う。 
涙ながらになんとか全て食べきって、日が沈む前にそそくさと就寝。
持ってきた缶ビール すら空けられなく、お隣さんへプレゼント。。

暫く眠って目覚めると、日は完全に沈んだようだ。
気がつくと体がポカポカ発熱してる。寒い夜にはちょうど良い。
周りのテントからは満天の星空に歓声が上がる。
でもこの日の僕にはどうでもよかった。。

また暫く眠って目覚めると、周りの歓声も体の発熱も治まっている。 
あれ?と思って体を動かすと、酷い頭痛に気がついた。
でも大丈夫。バファリンは持っている。。

またまた眠って目覚めると、今度は何もかも静かになっていた。
熱も引いて頭痛もしない。治ったみたいだ。夜明けまで更に眠る。

で、夜明け前。頑張ってももう眠れそうにないから起き出してみる。
体調は回復したが、胃腸がくたばったままだ。モテナイ鍋は止めておこう。
熱いお茶と一緒に行動食用に買ったカレーパンを食べながら日の出を待つ。

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0700:出発
太陽は西鎌尾根の向こうから登ってくるようで、
小屋の周りはいつまでたっても影の中だ。諦めて歩き出すことにする。

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0730:小池新道分岐
体調は完全に復活。気持ちのいい朝だ。
このまま進んで、笠新道から下りることにしよう。 

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0830:大ノマ岳
ヘリの爆音が聞こえてきた。周辺の山小屋の荷下げが始まったようだ。

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1030: 笠新道分岐
これ以上先に進むと新穂高温泉を通り過ぎてしまう。ここで下りる。
まずは腹ごしらえ。体調は戻ったものの、胃腸はクタクタのままだ。
朝のカレーパンもムフーって言う感じでなんとか食べた。
さっき稜線上で食べたのはチーズたっぷりのハムカツパン。
で、ザックから出てきた最後のパンはメンチカツパン。食傷気味。。

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1400:笠新道登山口
ようやく着いた。長かった。。登山口の水場でポリタンに水を詰める。
来週一週間、この水を家で飲む。。

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1530:鍋平登山者用駐車場
ちなみに、精神力の真価を問われるのが実は笠新道の登山口から。 
果てしなく続く林道を新穂高温泉まで歩いた後、鍋平までまた登る。
特に新穂高温泉から鍋平までの最後の30分は
残りわずかとなった体力と気力の全てを持って行かれる・・・。

メンバー:ブナ 

山行日:2017.8.27
山域:御嶽山
メンバー:Y、他山岳会1名
コース:中の湯(9:00)~8合目女人堂(10:45)~石室山荘(12:15)~二ノ池(13:00)~サイノ河原~三ノ池~女人堂(15:30)~中の湯(16:30)


2014年の噴火以来の御嶽山。
木曽町から見る御嶽山は明らかに緑が少なくなっていた。見たとき衝撃的だった。
登山道脇には灰があり、ハイマツも枯れ噴火の傷跡が残っている。
二の池の水は2つに分かれていた、灰で水筋が変わったのか?

いろいろ変わってしまった御嶽山、またいつの日かあの山頂に行ける日が来ることと願っています。

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二ノ池

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サイノ河原



山行日:2017.7.22
山域:三ノ沢岳・宝剣岳(中央アルプス)
メンバー:なお、Y(記)
コース:千畳敷(9:20)~極楽平(9:50)~三ノ沢岳(11:50)~宝剣岳(14:15)~宝剣山荘(14:30)~千畳敷(15:15)

久しぶりのハイキング、チングルマ・シナノキンバイなど咲き乱れる中を歩いてきました。
谷の風が花の香を届けてくれました。


20170722三ノ沢01

20170722三ノ沢02

花を見ながら歩くのもいいものです。

いつも岩でお世話になっている鬼軍曹達と一緒に、山スキーの「や」の字の入り口へ。となればまずはともあれ、山スキーを気に入ってもらわないと。と言うわけで今回は小谷温泉山田旅館がベースの、いわゆる接待系山スキー。。そこから雨飾山の夏道取付きまで足馴らしにノンビリ歩き、ビールで乾杯しながら温かいうどんでお昼ご飯。・・・というゆる〜い計画でしたが、それでも取り付きに着く前に飛び出したのはまさかの「ま〜だ〜?」の大合唱。。や、訊きたいのはこちらですが…?って言ってやりたい気持ちはグッとこらえて多数決的に敗退を選択。そこから緩やかな林道を滑ってもと来た小谷温泉に到着。ピーカン無風の気持ち良い日に、あり得ないほどマッタリしたノンビリ山スキーでした!


到着直後の小谷温泉遠景

歩き始め

ちょっとシャイな雨飾山

下山後の小谷温泉遠景


山田旅館


メンバー:

ウルフ、メグ(会外)、ブナ


コース・タイム:

1030:山田旅館駐車場

1230:雨飾山へのアプローチ道半ば

1330:高低差ゼロのドロップ・イン(引き返す)

1500:山田旅館駐車場



鑓温泉から鑓ケ岳と杓子岳を越えて大雪渓を下りてくるつもりでしたが、大雪渓は通行止め。止む無く杓子岳までのピストンです。天候は穏やか過ぎて逆に怖いくらい。十分楽しんできました。紅葉は麓の猿倉が見ごろでした。それより上は終わりかけ。野営は鑓温泉跡地。快晴無風で冷んやりと冷え込んでいく夜を、硫黄泉に浸かりながらしんみりと味わいました。満月の夜でした。



10月15日13:50猿倉

金曜の夜はバッチリ眠り、翌朝8時にのんびり出発。で、食料仕込んで猿倉の駐車場に着いたのは2時ちょっと前。今日は鑓温泉でテン泊だ。意気揚々と歩き出す。


歩き始めは小日向山の北斜面。向かいの栂池は今が見頃の紅葉全開。



小日向山の尾根を越えると風景が一変。目の前には荒涼として荒々しい、鑓ケ岳から唐松岳への尾根線が聳える。


日が山の向こうに隠れた後の誰もいない山道は、静まりかえって寂寞とする。それでも歩く程に変わる風景が、小説を読むかのように先を急がせる。で、この小説はハッピー・エンド。遠くに見える湯けむりが保証する。



10月15日17:10鑓温泉
鑓温泉に着くと、笑顔しか見当たらない。風呂に浸かる人、風呂から上がった人、呑みながら語る人。そそくさとテントを張って、早速湯に浸かる。標高2,000m弱のこの温泉のちょっと上には初雪がうっすらと残る。風はない。日が暮れるにつれしんみりと冷え込んでいく秋の夜には、湯の花が舞いながら ドバドバ流れる硫黄泉が気持ち良い。満月の夜だった。


10月16日05:00鑓温泉
翌朝はご来光を拝んだ後、またのんびりと朝風呂三昧。それからおもむろに朝食を取って、さてどうしよう。大雪渓が雪不足により通行止めだから登って行っても猿倉には帰られない。だからと言って、こんな気持ちの良い日にこのまま引き返すのはあり得ない。まずは天気良いからテント干そう。その間歩いてくることにする。。


10月16日08:00鑓温泉発
さてと、ここから。昨日は進む程に変わる風景にワクワクしながら先を急いだ。今日は急登も助けてゆっくりと登る。ちょうど老画家の絵を一服ずつ楽しむかのように。今日の昼にはこの老画家が筆を置く、最期にして最高の傑作を眺めることになる。大事に歩かないと。。


10月16日10:45白馬鑓ケ岳
風のない、穏やかな山頂。遠く富士山まで見えた。もう少し歩こう。


10月16日11:30杓子岳
杓子岳を目指して歩き始め、見えなかったキレットを見下ろしてゲンナリする。気をとりなおしてまた歩き出し、山頂でお昼ごはん。白馬も近そうに見えるが、キリがない。次の機会に取っておいて、今日はここから引き返すことにした。


10月16日15:00鑓温泉発
鑓温泉に戻って干しておいたテントを撤収。テン場にはもう誰もいない。祭の終わった無人の湯船を後にする。

10月16日17:30猿倉着
そう言えば鑓温泉から猿倉までは6キロあるのを忘れてた。途中日が暮れたけど、ヘッ電を出す前に駐車場へとたどり着く。最後の一台。最後に来て最後に帰る。まあ最後に来たんだから、帰るのも最後。素晴らしいコースだった。

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